単元ごとに勉強
AWSのクラウドプラクティショナー試験ガイドでは4つの分野に分かれています。
分野ごとに主なサービスとお薦めの勉強方法を整理しました。
分野 | 名称 | 配点 |
---|---|---|
第1分野 | セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
第2分野 | 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 26% |
第3分野 | ⾼パフォーマンスなアーキテクチャの設計 | 24% |
第4分野 | コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 20% |
第1分野:セキュアなアーキテクチャの設計
- AWS リソースへのセキュアなアクセス(IAM、MFA、Organizations、SCP、ControlTower等)の理解
- セキュアなワークロードとアプリケーション(Amazon Cognito、Amazon GuardDuty、Amazon Macie、AWS Shiled、AWS WAF等)の理解
- 適切なデータセキュリティ管理(AWS KMS、AWS Certificate Manager等)の理解
ハンズオンで、実際にVPCを構築し、セキュリティグループやネットワークACLを設定する練習をすると、理論の理解が深まります。難しい場合は動画で確認しましょう。
第2分野:弾力性に優れたアーキテクチャの設計
- スケーラブルで疎結合なアーキテクチャ(Amazon SQS、Fargate、Lambda、Amazon ECS等)の理解
- 高可用性、フォールトトレラントなアーキテクチャ(アベイラビリティーゾーン、AWS リージョン、Amazon Route 53等)の理解
ハンズオンで、頻出する、Elastic Load Balancing (ELB)とAuto Scalingを用いた可用性の高いシステムを実際に構築してみることで、実践的な知識を身につけることができます。難しい場合は動画で確認しましょう。
第3分野:⾼パフォーマンスなアーキテクチャの設計
ポイントとなるサービスは以下です。
- 高パフォーマンスでスケーラブルなストレージ ソリューション(Amazon S3等)の理解
- 高パフォーマンスで伸縮性があるコンピューティング ソリューション(Amazon EC2 Auto Scaling、AWS Auto Scaling、Fargate、Amazon ECS等)の理解
- 高パフォーマンスなデータベースソリューション(RDS、Aurora、DynamoDB、ElastiCache等)の理解
- 高パフォーマンスでスケーラブルなネットワーク アーキテクチャ(Amazon CloudFront、Elastic Load Balancer、AWS VPN、Direct Connect、AWS PrivateLink等)の理解
- 高パフォーマンスなデータ取り込みと変換の ソリューション(Amazon Athena、AWS Glue 、Amazon Kinesis等)の理解
ハンズオンでEC2のインスタンスタイプを変更や、Amazon Machine Image(AMI)を用いて、インスタンタイプを構築してみましょう。難しい場合は動画で確認しましょう。
第4分野:コストを最適化したアーキテクチャの設計
- コストを最適化したストレージソリューション(Amazon S3、Amazon EFS、Amazon EBS等)の理解
- コストを最適化したコンピューティングソリューション(購入オプション:スポットインスタンス、リザーブドインスタンス、Savings Plans等)の理解
- コストを最適化したデータベースソリューション(RDS、Aurora、Aurora Severless、DynamoDB等)の理解
- コストを最適化したネットワークアーキテクチャ(NAT ゲートウェイ、AWS Transit Gateway、VPC ピアリング、CND等)の理解
コスト最適化のためにどのような手法が取られているか、AWSの公式ケーススタディやブログで学びましょう。